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フランチャイズ3.0構築養成塾

フランチャイズ3.0構築養成塾

フランチャイズ3.0構築養成塾は最短90日でフランチャイズ展開に必要とされる本部運営ノウハウを学ぶ超実践型の連続講座(3ヶ月に6回開催)です。

通常、フランチャイズ本部を構築する場合は専門のコンサルタントに10回前後、御社に訪問してもらいながら構築していくのが一般的です。

オプションの追加や加盟店開発の初期広告費を含めると、500万円から1,000万円くらいの費用がかかってくるのが業界の相場です。

こちらの養成塾は業界初の集合研修型で本部を構築していきますので1/10以下のコストで本部構築が可能です。

しかも5種類24分類の194の質問に答えるだけで、簡単に事業説明会用の資料や、フランチャイズ契約書、マニュアル、立地診断用の資料が作成できますので、通常の労力に比べると、こちらも1/10くらいの労力や手間で本部構築ができるが最大の特徴です。

さらに業界内で初の部分フランチャイズ(フランチャイズ3.0)の構築をアドバイスしています。

なぜこのようなことができるかと言いますと、200社以上のフランチャイズ本部を見てきた上で、1,500社を超える多店舗化企業のコミュニティートップとして経営アドバイスを行ってきたから実現できたハイクオリティ、ローコスト養成塾です。

受講生の声

受講生の成果

  • 加盟希望者と2社と契約することができた(人材派遣会社  久保田 長成 様)
  • パートナー企業に1億円出資してもらえることになり、一気に全国100店舗が現実化した(業務レンタカー  田川 英紀 様)
  • 社内フランチャイズ希望者が1名決まった(ネイルサロン 前島 みど 様)
  • 不採算店舗をのれん分け制度で譲渡できた(フィトネスジム   池本 誠知 様)
  • 2年間で店舗数が直営3店舗からFC店を合わせて20店舗まで拡大できた(介護デイサービス  小池  修 様)
  • 自社のウリが明確になったおかげで、アルバイトから正社員に2名登用できた(飲食店  渡辺  一人 様)
  • 半年間で3社、FC加盟希望者があり1社は期間中に立ち上げた(飲食店 松本 大 様)

20世紀最大のビジネスモデルがフランチャイズ2.0

まずはFCのビジネスモデルの歴史について説明していきたいと思います。

私が勝手に定義しているだけですがフランチャイズモデルには1.0から3.0までの型が存在しています。

フランチャイズ1.0はいまから45年くらい前にケンタッキーフライドチキンの創業者、カーネルサンダースがチキンのレシピだけを売ったモデルです。

レシピだけなので、今の代理店制度に極めて近い型でした。

次にマクドナルドの創業者レイ・クロックが、商品だけではなくハンバーガーを売る内装、外装、オペレーション、接客、清掃、売上管理など、店舗を運営するためのすべてをパッケージにして売ったのがフランチャイズ2.0のモデルです。

このフランチャイズ2.0こそ20世紀最大のビジネスモデルだと言われ、現在に至るまでFCモデルを有名にしてきた既存モデルです。

しかし、いま、そのフランチャイズ2.0がうまくいかなくなってきているのです。

それはみなさんも感じているかと思いますが、お客様のチェーン店離れです。

日本全国、どこに行っても駅前の景色が同じで、お客様はチェーン店に対して拒否反応を示しはじてきたのです。

このことはとても重要なので、改めてどんな歴史を辿ってきたのか飲食業を例に出して説明してみますね。

チェーンストア理論

チェーン店の出現以前の飲食業は、“コック”や“板前”などの調理技術を持っている人材がいなければ経営できない“職人産業”でした。

チェーン店の誕生は、この“職人技の調理技術”をあまり必要としない経営をゴールとしました。

具体的には、“セントラルキッチン”と呼ばれる加工工場で、仕込みや事前加工を集中的に行い、店舗には、“加工済みの食材”たとえば、冷凍食材、レトルト食材、カット食材などを供給することで、店舗での調理を簡素化したわけです。

それによって、店舗では調理技術を持たないパート・アルバイトでも、“温度”と“時間”を“マニュアル”で管理する調理方法で料理を提供できる「調理システム」が構築されたのです。

グリドル、フライヤー、オーブンなどは、ほとんどが“温度と時間の管理”によって、均質の料理ができあがる。

そんな仕組みを作ったんです。

このことは、チェーン店が出現する以前の飲食店の経営を振り返ると、ありえなかったことなのでまさに画期的なイノベーション(技術革新)であったことは言うまででもありません。

そしてそれこそが、一気に外食産業が、市場規模を拡大できた大きな要因でもあったわけです。

この量が多く、規模が大きいというメリットを最大限に活かして、食材の購買価格の低減、集中加工での効率性など、チェーン店の食材価格は、単独店では絶対に実現できないほどの“低価格で安定供給”されるようになったわけです。

そのため30年ぐらい前の外食産業では、チェーン店を模倣して成功してきた地方の飲食店が数多く見られたわけです。

しかし、現在それをすることは決して得策ではなくなってきたのです。

現在はオーバーストア問題や、インターネットの普及により、チェーン店の良さであった「どの店で食べても、均質で美味しい料理」という評価が、「どの店で食べても、代わり映えしない加工食品の味」というレッテルに変わってしまったのです。

その結果、チェーン店はダサい、融通が効かないと言うイメージが市場に完全に定着してしまったわけです。

つまり、20世紀最大のビジネスモデル“フランチャイズ2.0”がうまくいかなくなってきたのです。

そこで、いま、新しいモデルが誕生しはじめてきました。

ボランタリーチェーンの延長にある部分フランチャイズ

最近の傾向では多店舗展開における仕組みを構築する上で、フランチャイズという仕組みを使って事業拡大していく方法があまり良く受け止められなくなってきました。

飲食業界ではとくに、フランチャイズシステムによる支援よりも、ノウハウ提供による店舗の拡大支援がメジャーになりつつあリます。

ノウハウの共有と、人財育成システムの共有。

ボランタリーチェーンの延長線上で、仕入れ先の共有や共同販促をしつつ、店名などは加盟店独自の名義を使用し、提案メニューを統一したりなどする、部分的フランチャイズが増えてきています。

この仕組みを簡単に言うと、これはうまく行っている飲食業者が独自のノウハウを分析し再現可能なシステムにアップグレードしたうえで、その武器を使ってコンサルティングを行う仕組みなのです。

ですので、ロイヤルティという概念ではなく、コンサルティングフィとして、加盟店に請求を行ない、その対価として、自社の独自ノウハウ(メニュー、販促、スケールメリットによる原価削減など)を提供するモデルです。

ブランド自体の衰退までのライフサイクルが非常に早くなってきている中、実質看板代だけでロイヤルティを徴収するやり方は、難しくなってきているのです。

直営店の増店による拡大、または、フランチャイズ加盟店を増やすことによる拡大以外にも、同業者コンサルティングによるチーム(仲間)拡大という方法が今後、主流になっていくでしょうね。

この部分フランチャイズ、つまりボランタリーチェーンの延長線上に出てきたモデルこそ、新しい時代のフランチャイズモデル、つまりフランチャイズ3.0なのです。

フランチャイズ3.0のメリットは 業態の陳腐化スピードに対応しながらノウハウビジネスを実現させ、規模の利益を味わいながら本部の利益率を向上させる点が挙げられます。

まさにフランチャイズ業界のこれから10年間は、過渡期になります。

ビックFC2.0とスモールFC3.0

私はフランチャイズ3.0モデルのことをスモールFCとも呼んでいます。

今までのフランチャイズ2.0の一番のメリットは、『のれん』によるブランドイメージによる安心感を提供できるものでした。

つまりお客様にとってどの店舗に入っても同じサービスで同じ商品が提供される、チェーン店の良さである「どの店で食べても、均等で美味しい料理」という大きな失敗をしないという安心感こそ、

フランチャイズ2.0の最大のウリだったわけです。

そうなると、本部としては同じ看板を掲げながらまったく違うサービス・商品が提供されることは完全に「悪」となるわけです。

だからこそ、フランチャイズ2.0ではスーパーバイザーは常にブランドイメージという観点から店舗の取り組みをチェックしなければならなかったわけです。

つまりそうなると、本部の施策を実行せず、店舗ごとに好き勝手に商売を行なうことはスーパーバイザーにとっても敵視すべき行動なわけです。

このどこの店舗に入っても同じサービスで、同じ商品が提供されるブランドイメージをつくることはコスト的にも労力的にも大変です。

なので、部分的に提供するフランチャイズ3.0は、簡単で、立ち上げまでのスピードが早くなります。また加盟店から見たときは、FC加盟による不自由さに対しての極めて自由度が大きくなるため、双方にとってメリットがあるのです。

つまりまとめますと、フランチャイズ3.0は普通では時間をかけないとなかなか構築できないFC本部を、誰でも簡単に短期間で構築できる仕組みなのです。

とは言っても、他のFC本部との差別化ポイントであったり、加盟店に真似られないためのブラックボックスをどう設けるかについては、たくさんのFC本部を関わってきた経験というものがものを言うわけです。

FC業界の暗黙知 スリー・ツー・イヤーズ ルール

みなさんはフランチャイズ業界で世界的に確立されたルールがあるということを知っていますか?

これ「スリー・ツー・イヤーズ」って言って、フランチャイズのノウハウ確立のために最低3店舗、最低2年以上の検証によって成功が証明された本部の成功ノウハウなんです。

これって、ズバリ、フランチャイズ本部構築の最低限の原則なんです。

じゃあ、このスリー・ツー・イヤーズの2年間で本部は何を構築すればいいと思います?

これからFC本部構築を目指そうと思うなら、直営店2〜3店舗以上の実績をベースに、FC加盟店のための立地選び、店舗オペレーションの標準化、作業のマニュアル化を1〜2年の間に形あるものとして確立させる必要があるんです。

加えて、売上をあげるためのKPI(重要業績評価指標)などのあるべき数値や、指標の標準化を行えればぐっとFC展開の成功に近づけます。

ですので、フランチャイズ2.0だけを指導していたときは、FC本部を構築される多くの社長がみなさん口を揃えてこうおっしゃるんです。

「フランチャイズ構築は思った以上に大変だ!!」って。

そこで私が考えたのが、部分フランチャイズ、フランチャイズ3.0なんです。

フランチャイズ3.0なら、スモールFCなので、誰でも簡単にFC本部を立ち上げることができるんです。

ステップ・バイ・ステップでフランチャイズ本部を構築する

さらに質問に答えていくだけでフランチャイズ本部が作れるテンプレートやツールも開発したのでわずか90日間でフランチャイズ本部が構築できるのです。

つまり誰でも簡単にできて、しかも労力が通常の1/10、コストも通常の1/10で構築できるのです。

またまだ1店舗の段階でも、まだオープンして1年しか経っていない段階でも、参加することで成功するフランチャイズ本部と失敗するフランチャイズ本部のイメージが明確になるので、結果としてそのあとのフランチャイズ本部の構築コストも構築時間も、通常の1/3とか1/5のコストや時間で構築できるわけです。

さらに実際にやってみて、やっぱりうちにはFCは向いていないというケースがわかれば直営店展開でやればいいでし、3.0で成功したら、本格的に2.0に仕上げていくことも可能です。

さらにフランチャイズ3.0は社内フランチャイズ=のれん分けにもっとも適したビジネスモデルなので社内のキャリアパス的にも最適です。

将来、FCの社長になれるというだけで、独立希望の優秀な人材を雇用することもできますし、社会保険加入コストや、働き方改革により労働時間の短縮の傾向が増えているので、独立させて、ロイヤリティを払ってもらった方が、効率経営ができるというわけです。

このようにフランチャイズ3.0構築養成塾は、御社の将来の選択肢を広げる意味でも大変有効かつ現実的な講座となっています。