坂井孝能(さかい たかよし)
専門分野
- 2店舗までの資金繰り改善×インナーモチベーション(モチベーション心理学)
坂井孝能税理士事務所
担当講座
- 数字力養成塾
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プロフィール
愛知県小牧市出身(戦国時代の古戦場 小牧・長久手の戦いの場)
高校からは名古屋市に
大学からは東京へ
大学卒業後、一般企業への内定が決まっていたものサラリーマン生活への当初からの疑問に自分なりの回答が出ずに内定を断り、かねてから興味のあった税理士の受験勉強に傾注。
試験合格後、小規模の会計事務所、職員等200人超えの会計事務所にて実務を経験し2000年11月に独立開業。
開業にあたり金融機関からの300万円の融資は事務機器の支払により1ヶ月間でゼロに。
開業初年度は現在と異なり税理士の広告規制があり営業活動はできなかったので顧客はゼロという状態。
開業翌年も営業活動等をしなかったので顧客1件にとどまり、その年分の確定申告を行った際、税務署から売上についてのお尋ねがあり、少なすぎる売上について同情される。
その後、細々と顧客数を増やしたが、ある顧客が黒字決算での税務申告をしたが手元のキャッシュが足りず、銀行借入の返済が滞り一括返済を迫られた結果、倒産。
売上減少、資金繰り悪化で廃業した飲食店オーナーには売上減少や資金繰りについてアドバイスを求められたが、会計事務所の本分は適正な税務申告さえできればよいと考えていたのでアドバイスができず、飲食店オーナーは自殺未遂、自己破産に。
そこで一念発起し、銀行融資や飲食店経営についての勉強会に継続的に参加して知識を習得し、会計事務所ならではの銀行融資を含む資金繰り改善アドバイスに取り組む。
その結果、今まで銀行とお付き合いの無い赤字の飲食店に対し私が銀行との新規取引の窓口となり300万円の運転資金の融資に成功するなど2店舗までの飲食店のうち50件くらいの資金繰りを改善した。
また、経営者に理想と現実のギャップを認識してもらうことで経営者の資金繰りに対する動機付け、重要性を理解した上で二人三脚で資金繰り改善する成功事例多数あり。
その過程で加納先生と出会い、「何の為に誰の為に何を成すのか?事業を通じて何を実現させたいのか?」という志を軸とした本学と「事業経営における必要とされる知識や技能」の末学という考え方に感銘し、顧客に対し実践。
おかげでコロナウイルス感染の影響下でも20年の経験による坂井会計事務所の門外不出の銀行対応10か条を守っている顧客は資金繰りの悩みから解放され、次のステージの準備をしている。
銀行対応10か条につきましては講座の中で説明いたします。
実績
- 銀行融資成功率98.1%(155件中152件)(ご自身で申込の場合は50%以下、創業融資は20%以下の成功率)
- 2年連続の営業利益が赤字の飲食店で運転資金500万円の融資に成功(ノンバンクから借入残債あり)
- 売上高が前年比120%になった和食店(創業20年、月商1,000万円)
- 売上高が前年比130%になったスイーツ店(創業10年、月商400万円)
- 日本税理士会連合会 「持続化給付金 税理士確認依頼」 相談員
- セミナー開催
加納塾
- 数字力養成塾 大阪2期
- 数字力養成塾 東京4期
- コンサルタント養成塾 東京1期
- コンサルタント養成塾 東京2期
- 資産形成養成塾 東京1期
サービス内容
今回の講座では真っ赤でもうすぐ資金が途切れるお店の資金繰りが改善した坂井会計事務所の90日間資金繰り改善メソッドをお伝えします。
- STEP1
業界標準収支モデルと比べて現在の収支状況を客観的に把握することからスタートします。
- STEP2
目標利益を定め、そこに到達するために経営者のマインドセットをします。売上アップ、客単価アップ、原価低減、経費削減により目標利益に近づけます。
- STEP3
素直な経営者であれば素直に実践することにより足元の数字が改善していきます。その結果、銀行融資を受けやすい合法的な決算書を作成することで銀行交渉を可能な経営体質にしていきます。
具体的には下記の内容になります。
- 個人事業主と法人
- お金のマインドセット
- 経営者に必要な数字力
- 値決めの7つの切り口
- P/L、B/S分析
- B/Sの読み方
- 無借金経営は良いのか?
- 資金繰り表の作成方法
- 銀行借入の仕組み
- 銀行が嫌がる勘定科目
- 銀行交渉術とその事例
- 格付けを高める財務諸表
- 事業計画書作成の要諦
- お金に困らないための財務戦略
講師からの一言
新型コロナウイルス感染拡大の影響により経営破綻に追い込まれる企業が出始めています。直接的な影響を受ける業種は防ぎようがない場合もありますが、間接的な影響で経営破綻に追い込まれる企業は、ヒトと同じく何らかの疾患が元々あったのではと感じます。
多くの企業はコロナ関連融資や給付金、助成金を積極的に利用し、向こう1年間は持ちこたえられるキャッシュを事前に確保できていますが、日本政策金融公庫や保証協会による融資(借入)は赤字補填を目的とした後ろ向きの借入ですので、今後業績が回復したとしても返済が重くのしかかってきます。
そこで重要なのは利益率は良いが取引条件の悪い売上より、利益率はそこそこでもキャッシュフローの良い売上を優先して獲得する方が返済原資たる資金繰りは改善されます。
そこで当事務所の「キャッシュフローの番人」サービスを導入することをお勧めします。
資金繰りの改善のためには勘に頼るのではなく、「数字」での判断になりますが「数字」に対してアレルギーのある経営者が多くいることも事実です。
この講座では私自身、顧問先の融資等について日本政策金融公庫や銀行との数十件の交渉経験をもとに「数字」に対するアレルギーを軽減し、継続的な経営のためのお金に困らない資金戦略について事例を用いながら「数字」を身近なものに感じて頂きます。
坂井会計事務所の信条は「素直に勝る才能なし」であり、「素直さ」を最も大切にしています。
素直な経営者になり、業績を回復していくための動機付けをつけることが他の会計事務所よりは得意としています。 銀行から融資を引き出せるのか不安な2店舗の経営者への融資成功、メインバンクで融資を断わられても約半年間の準備期間を経て他の金融機関を新規開拓することで融資に成功した実績、などありますのでキャッシュフローを改善する数字力養成講座を受講されることをお勧めします。
講座日程の詳細はコチラ