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あなたは外国人に武士道とは何か、やまと心とは何かと聞かれたら、自分の言葉でなんとお答えしますか?
躾という字があります。
言葉どおり躾とは”身を美しく”と書きますが、戦前の日本人はもっとも美しさにこだわった民族でした。
つまり、極端なことを言えば、美しい精神がなくなるということは、日本人らしさもまたなくなっていくということです。
“美しい精神”
日本の伝統文化の中で、偉人たちの生きざまの中にはそれがたくさん垣間見ることができます。
自己の自己に対する誠実さというものは、その精神に美しさを感じるものです。
まことの人とは、賢愚得失などに左右されず、自己に対してただ誠実な人であるということです。
真田幸村や上杉謙信、
直江兼続、
吉田松陰も
利よりも義に生きた「まことの人」です。
「まことの人」とはどんな人でしょうか?
日本民族は代々、以下のような教えを子孫に残してきました。
- 人様に迷惑をかけちゃならんぞ!
- 人様のお役に立つ人になるんだよ!
- 男として生まれてきた以上、名をあげよ!
- 女として生まれてきた以上、次の世代を、子どもをしっかり育てていくんですよ。
- 嘘を言ってはいかんぞ!
- 弱き困った人がおったら手を差し伸べるんだぞ!
- 負けるなよ、負けるなよ、己に負けるなよ!
このような教えを親だけではなく学校の先生や近所のおじちゃん、おばちゃんから繰り返し教わり、私たち日本人は日本人になってきたのです!
武士道精神は「心の美学」です。
美しく生きることも貫いた、究極の精神です。
武士道とは、日本人の道徳であり、行動の美学です。
人間は「どういう風に成功するか」ということを考えて行動するより、「人間はどう行動すれば美しいか」ということが武士たちにとって決定的に重要だったのです。
やまと塾では、このような大和ごころを学ぶセミナーです。